いくら学生募集の努力をしていても、結果が付いてこない…
こんな時には、必ず上手くいかない原因があるものです。
このブログの読者様だけに、特別にコンサルティングのノウハウを公開します。
それが、タイトルの
「学生募集で成果が上がらないときに行なう方法」です。
いくら募集努力をしていても、成果が上がらないときには、
何らかの原因があるはずです。
その根本的な原因を見直す必要があるのです。
コンサルティングでは、いろんなデータを元にして分析をするのですが、
大きく分けると、ほとんどが4つの原因からなります。
ですから、下の4つを見直すことを行ないます。
1.学科やカリキュラムの見直し
2.ターゲットの見直し
3.PR方法の見直し
4.募集形態(募集方法)の見直し
5.その他の見直し
1の学科やカリキュラムを見直さなければならないケースというのは、すでに成長期を終えて成熟期にあるケースです。
成熟期というのは、需要に対して供給が過剰にある状況です。
もちろん、競争も激しく宣伝広告に投資しても、効率はかなり悪くなります。
成長期のように、宣伝した分だけ学生が集まるというようなことは、望めないのです。
例外的に少しの投資で学生が集まる学校というのは、それまでにブランドを構築してきた学校ということになります。
一般的に成熟期に入ると、ほとんどの学校で学生が集まらない現象が起きるのです。
ですから、このようなケースでは、下図にあるように利益率も悪くなるのです。
ご覧のように利益が上がる時期というのは、成熟期だけなのです。
勘違いしないでほしいのですが、現時点でスムーズに利益が出ているのであれば、
その学科(又は、カリキュラム)は、社会ニーズに合致しており、成長期にあると考えていいと思います。
逆に、利益が出ないのであれば、ニーズがないのですから、ニーズのある学科に転科したり、カリキュラムを見直し学生ニーズ(又はウォンツ)に合ったものに変える必要があるのです。
2.ターゲットの見直し
成長期にあるのに、学生募集で成果が上がらないというケースでは、ターゲットを間違えていることもあります。
現在、あなたの学校のターゲットは誰?
あなたの学校にとって、高校生すべてがターゲットではありません。
あなたの学校(学科)を必要とするターゲットがあるのです。
あなたの学校(学科)を知ると、関心を持つターゲットがあるのです。
今後、誰に照準を合わせると効果的なのか?
見直す必要があるのです。
そして、そのターゲットに向けてPRする必要があるのです。
それが、3のPRの方法です。
PR方法というのは、一つではありません。
そのターゲットに、もっとも合ったPR方法をとることが大事になります。
現在、行なっているPR方法のほかに、効果的にターゲットにPRできる方法を探ることが重要です。
4.募集形態(募集方法)の見直し
「ウチでは、ネット対策もしているし、広告にも予算を掛けている。もちろん、高校訪問やダイレクトメールもこまめに実行している。」というようなケースでも、結果が出ないということは、どこかを工夫すれば、大きく成果が上がることがあります。
ですから、現状の募集形態を洗い出して、分析することが大事なことです。
分析したデータを見ると、案外、容易に改善点が見つかるものです。
他にもありますが、これら4つを見直すだけで、成果は大きく改善できるものです。