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 秘密の学生募集その3

間違った差別化を行なっていませんか?



真の差別化戦略とは


いくら努力してみても、他と同じようなことを行なっていては、良い結果は期待できません。
そのために、行なうのが差別化というものです。

ところが、この差別化を正しく理解していないために、無駄な努力をしている学校が多いのです。
あなたの学校では、どうでしょうか?

「ウチは、差別化している。」

そのように、仰られるのらば、結果は出ているでしょうか?
それが問題なのです。

偉そうに言って申し訳ありません。
しかし、
結果がでて、はじめて真の差別化といえるからです。


差別化とは

差別化で成功した例で有名なのが、「ドミノ・ピザ」でしょう。
ドミノ・ピザが、今までのピザ屋と違うことをしたこととは、
「焼きたての熱々のピザを30分以内にお届けします。遅れたら代金はいただきません。」でした。

これは、現在では当たり前の事かもしれませんが、この時は、他のどのピザ屋も行なっていなくて、又、出来なかったことだったのです。
それが、ユーザーに受けて大ヒットし、世界的チェーンと発展したのですね。

差別化を理解する上で
重要なポイントがあります。

1、他のだれも同じ事をやっていない。
2、直ぐに真似ができない。
3、ユーザーに対して、ニーズ・ウォンツがある。
そして、差別化したことをきちんとユーザーに宣伝広告している。


以上が、真の差別化です。
このうちのどれが欠けていても、結果は付いてきません。

もう一つ、身近な例を挙げます。

じつは、私事なのですが、やはり51歳という年齢なのでしょうか。
歯槽膿漏になり、歯茎が腫れてしまったのです。
私の住まいが大阪市内ということもあり、歯医者さんを探すことには困らないくらい多くの医院が建ち並んでいます。
おそらく、日本でもトップレベルの歯医者さんの過当競争地域でしょう。

直ぐに、インターネットで調べてみたのですが、あるのは、今はやりの「インプラント」や「審美歯科」ばかりでした。
私が探していた歯医者さんは、「歯周病・歯槽膿漏」専門の医院なのですが、全くといっていいほど、無かったのです。

あっても良いそうなのに、歯周病専門の歯医者さんというのは、意外とないものだったのです。

それでも、一生懸命ネット検索で調べていると、あったのです。
「歯周病を薬で治療する歯周病治療専門の歯科医院」でした。

従来の歯周病の治療といえば、炎症をおこしている歯肉を切開して膿を出したり、神経を抜いたり、最悪、抜歯までされることがあります。

それが、この歯科医院では、そのような外科的治療をほとんど行なわずに、最新の顕微鏡検査により口腔内最近の種類を調べて、細菌にあった薬剤を塗ることと飲むことで、治療するというものでした。

ですから、患者さんにとっても優しく、
「こんな治療があったらいいのになあ。」とずっと思っていたものでしょう。

今日も、今からその歯科医院に行ってきますが、当然ながら、競合医院が建ち並ぶなかで、良く流行っている医院です。

はじめに挙げた
「インプラント」の場合、今から30年前には最新治療でしたので、インプラント治療を行なう歯医者さんは、日本中を探しても数えるほどでした。

ところが、現在では、歯科医院の2件に1件はインプラント治療を行なうくらい一般的になっています。
20〜30年前だったなら、インプラント治療も差別化と呼べたのでしょうが、現在では、インプラント治療は差別化でかなく、出来ないほうが不自然なくらいです。

どうですか?
少しは、差別化について分かったきたでしょうか?

ここで、真の差別化のポイントを付け加えます。

     差別化ポイント→ 専門的であり、容易に真似ができないこと。

ただ他と違うことを行なうことは、差別化にはならないのです。
たとえ、他と違うことをやっても、それによって人気がでれば、必ずと言っていいほど、競合はあなたが行なっていることを真似してきます。
多くの競合が、あなたと同じことを行なうようになった時、それは、「インプラント治療」と同じようにすでに差別化と呼べないものになっているのです。

このことが分かっていないと、
差別化!差別化!とやっきになっていても、成果は期待できません。

それでは、実際に
学校の場合の差別化を考えてみたいと思います。

あなたの学校(または学部・学科)が、
幼稚園教諭を養成するコースだったとします。

この時、この幼稚園教諭のコースに保育士資格や小学校教諭免許を取得できるようにすることは、差別化でもなんでもありません。

そのことが、良いとか悪いとかではなく、どこでも行なっていることなので、差別化にはならないということです。

先程から、口をすっぱく申しあげていますように、
他がまったく行なっていないことで、容易に真似ができない専門的なこと。さらに、ユーザーに対してニーズ・ウォンツがあることが差別化です。

だとすれば、どんなことが考えられるでしょう。
一緒に考えてみてください。

たとえば、通信教育にして、インターネットを利用しパソコン授業を主体に行なう。
ところが、幼稚園教諭資格を取得するには、実習を行なうことが必須条件ですし、実習をしっかりとマスターすることで、就職してからも即戦力となり、就職の際にも実習をしっかりと履修できているかどうかが問われます。

ですから、
元々ある実習先を活かし、通信教育でありながら、「実習がメイン」であることをウリにしては、いかがでしょうか?


こんなアイディアは、いかがでしょうか?

たとえば、
今までの2年制の学校を3年間教育にします。
それは、英語や体育など基礎教育カリキュラムがあるので、現在の2年間教育では、就職後に即戦力となるために必要な専門的教育まで、教えることができないのが現状だからです。

かといって、4年制大学にして、保育士資格や小学校教諭免許を取れるようにしても、就職先の選択肢が増えただけで、専門的スキルが向上するわけではありません。

就職してから学生にとって大事なことは、大学や専門学校で学んだことが、現場で活かせられるかどうかです。

そのためには、カリキュラムを出来る限りシンプルにして、
現場で働くようになったときに、3〜4年目の教諭が行なわないといけないレベルのスキルを身につけさせることです。
採用する側の幼稚園や保育園だけではなく、学生にも、このことを望んでいる人たちが多いのものです。

資格だけとらせる学校というのは、どこにでもあります。

ところが、このようなレベルの高い実践的なカリキュラムを取り入れている学校というのは、幼稚園教諭養成の学校では無いに等しいのです。

そのように無い理由は、レベルが高い教育を行なうには、学校側にそれだけの器が必要だからなのです。
だから、
良いと分かっていても出来ないのです。

発想を変えると、だからこそ
差別化するチャンスなのです。
競合が真似できないことを行なうことで、
一人勝ちできるからです。

一人勝ち出来ないタイプには、大きな特徴があります。
それは、
「誰かが成功した後に真似をする」です。

その時には、多くの同じタイプの人たちが参入することになるので、先程の
「インプラント治療の参入失敗」と同じことになるのです。

一人勝ちするには、ある程度のチャレンジも必要になります。
そのためには、モチベーションを上げて
勇気を振り絞らないといけないのです。

何度も申しあげますが、
真の差別化とは、一人勝ちできるアイディアとプランでないといけません。
この最も重要なことが分かっていないで、「差別化!差別化」といっていても、無駄な努力にしかならないのです。

そんなことのないように、今すぐ、
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