学校コンサルタントが定員割れでお悩みの学校に効果的な学生募集の方法、繁栄するための学校経営、経費削減などについてアドバイスします

学生を集める学校コンサルタント
top 有料相談(訪問) 上林厚司郎とは 無料プレゼント 無料メールマガジ 有料ガイドブック
資料請求 電話無料相談 通信コンサルティング コンサルティングお申込み 問合せ イベント
学生を集めるコンサルとは 差別化戦略 学生募集戦略 コンサルティング
スケジュール
サイトマップ


読んでもらえるダイレクトメール作成方法

  

このタイトルをご覧になられて、「えっ?」と思われるかもしれません。
ところが、ダイレクトメールの実体というのは、ほとんどがゴミ箱への直行です。

ほとんどというと、曖昧ですが、半分以上は確実に捨てられています。
今、このブログを読まれているあなたの場合はいかがですか?
きちんと、送られてくるすべてのダイレクトメールに目を通していますか?

たいていの人は、宛名の部分だけを外して、ゴミ箱に捨てます。
たとえ、開けたとしても中味を確認しないで捨てることでしょう。

ダイレクトメールが、たまに来るようなものだったら、読みたくなるかもしれません。
しかし、毎日毎日、いろんな所からダイレクトメールが送られてくると、
実際、迷惑になります。
また、送ってきた!と怒りながらダイレクトメールを捨てるひともいるようです。

ダイレクトメールを送る側は、読んでもらえるとおもって送っているのですが、
あまりにもギャップがありすぎます。

これは、学生募集でのダイレクトメールでも同じことが言えます。
だいたい、ダイレクトメールを送る時期というのは、どこの学校も似たような時期になります。

ですから、受験生のお家には、重なってダイレクトメールが送られてくるのですから、
送られる側の受験生やその家族の方にとっては、迷惑なことが多いものです。
それで、先ほどのようにして、簡単に捨てられるのでしょう。

学校がお金も手間も掛けて送ったダイレクトメールがいとも簡単に捨てられるのですが、
具体的な金銭リスクはというと、


体験入学案内のリーフレット(両面カラー刷り)の一部当たり単価が90円、
学校案内パンフレット募集要項の単価が500円、
中に入れる手紙の印刷単価が10円、
封筒印刷代単価が20円、
そして、メール便の送料が、200円、掛かったとして、

ダイレクトメール一部当たりの合計金額が、820円も掛かります。
学校案内パンフレットを入れない定型外のDMの場合でも約250円掛かります。)



820円が、いとも簡単に捨てられているのです。

普通では考えられないことですが、
これはどこの学校でも行なわれている事実です。

どうすれば、ダイレクトメールの無駄を無くし、読んでもらえるでしょう?

答えは、簡単です。
読みたくさせる。ことです。

ダイレクトメールのデザインが綺麗ということと、読みたくなることは別です。
綺麗なデザインで、宛名が印刷されていれば、ダイレクトメールということが誰の目にも一目りょう然です。

そんな手紙より、リサイクルした紙でつくられた封筒で、宛名も手書きで丁寧に書かれたものであるほうが、興味も引き好印象をもってもらえます。

大学専門学校でも、授業のなかで学生に封筒づくりや、手紙のなかに入れるプレゼントを作らせれば、学生にとっても楽しい勉強になりますし、ほとんどお金も掛かりません。

また、手紙のなかに入れるプレゼントも学生の手作りで、かさばるようなものであれば、たとえダイレクトメールであっても、受験生でなくても開けたくなることでしょう。

このようにして、ダイレクトメールの1番の関門は、開封してもらうことです
そして、手紙を開けた時に、あなたの学校にたいして興味を引き付けることが重要なのです。

現在の受験生は、クラブ活動や塾、アルバイトと掛け持ちで忙しく生活しています。
余程、目を引き付けるものがないと、立ち止まってくれません。

そして、現在っ子の特質でしょうか、既製品にはなれ過ぎているのですが、
手作りのものほど新鮮さを感じるようです。

この現在の受験生の心理を理解できると、いろんな所で応用できます。
わくわくライブなどのような会場説明会でも、説明会ブースを学生の手作りで、
楽しく飾ることができます。
この学生目線でつくることが、受験生にもストレートに伝わります。

どんなに業者が綺麗に飾りつけをしても、学生の手作りには負けます。
これは、わたしの経験からもはっきり言えることです。

ダイレクトメールでも会場説明会でも、マーケティングの観点からはっきり言えることは、
ダイレクトメールを送っただけで安心していてはいけない。
会場説明会に参加しただけで、安心していてはいけない。
ということです。

学生募集を一貫したプロセスととらえると、一つ一つの行動に無駄がなくなります。
いまから行なう活動を、次のステップにつながるようにすることで、
確実に募集成果は、向上していきます。


「この仕事は、次の仕事のために行なう。」
と、次のステップを見すえた行動が大切です。